皆様、如何お過ごしでしょうか。
10月になってやはり朝と夜は肌寒いですね。
さて、昨日は神無月のことについてお話させて頂きましたが
今回は今年の神無月の日にち、何故出雲大社に集まるのか出雲大社以外の参拝についてをお話しします。
神無月は旧暦のため現在の暦に当てはめると毎年異なります。
2023年の神無月は11月13日~12月12日になります。
なんと神無月の10月ではなく、次の月の11月が神無月ということでした。
神無月に参拝する際は毎年調べてからの方がよさそうですね。
次に何故出雲大社に集まるのかですが
出雲大社の御祭神は大国主大神です。
大国主大神は自分の子たちを日本各地に置いて護らせており、一年に一度その子どもたちと他の神々を出雲大社へ呼び寄せて、会議を開いているといわれています。
会議の内容は翌年の天候や、農作物の収穫などについてですが
最大の議題は縁結びと言われています。
神様たちが話し合い、人の縁を結んでいくということで神無月には出雲大社は良縁を求める参拝者で賑わいます。
最後に出雲大社以外の神社の参拝についてですが、日本中の神様が出雲大社へ集まるとその間神様が不在の土地ばかりになってしまいます。
それでは困るということで、留守番をする神様がいますので、神社へ参拝しても無意味ではありません。
留守番をする神様は地域によって異なりますが、代表的なのが恵比寿様で、漁業、商業、農業の神として古くから信仰されています。
このことから神無月に、恵比寿様に感謝し、五穀豊穣、商売繫盛などを祈願するえびす講が日本各地で行われます。
いかがだったでしょうか。
今年の神無月は11月13日からとのことなので、その頃に交通安全などを参拝をさせて頂こうと思っております。
皆様も宜しければ神社へ参拝をしてみてはいかがでしょうか。